|
|
|
ダイラボメルマガ2024.9月「モリメカ火おこし回」&クラッシュコース日本語訳
この夏に竹細工を始めまして(なんと住んでる集落の入り口で、友人がひっそりと竹細工教室を始めた!)、繊細で小さいものではなく、孟宗竹で巨大建築を作るために技法を練習する毎日です。
|
|
|
それにしても竹はすごい。 3年生の竹で作ったザルが50年保つ、竹釘は100年保つという、明らかに地球の帳尻設定の例外になっていて、未来はこっち感ありますな!
|
|
|
|
|
1. 8/19「竹のコリトン」を作ろう 大盛況でした!
|
|
竹単一で構成される楽器「コリトン」を作るイベント、県外からの参加もあり大盛況でした。
|
|
日頃刃物を自由に触らせてもらえないkidsたちは、テンダーの狙い通りに彫刻刀と仲良くなるための探求タイムが始まり、もくもくと竹の弦を増やすあっという間の3時間でした!
|
|
|
彫刻刀を使ってたつもりが、実は大工が使うノミ(鑿)で同じことをすれば、ホゾなど建築の技術にも応用できる、という種明かしもあり、視座のあるワークショップだったと思います。次は火おこしだ!
|
|
|
2. 9/28 モリトクラシト・メカニクスシリーズ02「手と木の棒で火を起こす」@鹿児島県日置市 伊作地区公民館
|
|
続きまして来たる9/28は、テンダーワークショップの中でも最もワークショップとして完成度が高いとお褒めをいただく「火おこし」を開催します。
|
これまで「火が起こせて何になるんだ?(余興だろ?)」みたいなことを言ってくる人はいっぱいいて、折々に「災害時に」とか「自信になる」とか「モテる」とか色々言ってきましたけど、今はもうこれはハッキリと明言できる。
|
|
火が起こせると、道理を踏まえることができる。 逆に言えば、火が起こせなければ熱の道理は踏まえられない。
|
|
|
(そして人体も地球も、熱の収支をどう捉えるかが文字通り死活問題なのだと思う)
|
|
|
|
|
3. クリス・マーテンソンさんのクラッシュコース日本語訳の公開が始まりました!
|
先日のメルマガでも触れた、お金とは何かを解説する名講座「クラッシュコース」。
|
その日本語訳版を安納献さんと協力しあって公開しました!
|
|
|
|
現状、26章中16章まで公開済み。
残念ながら、イントロ〜3章までは(個人的には)あんまり面白くないので、4章から読み始めて、面白ければ遡るのをお勧めします。
|
|
指数関数や複利、信用創造の仕組み、インフレとは本質的に何なのか? など、これらを知らないで生涯お金を稼ぎ続けていたら、一体その労働の価値とは何だったのだろうか、と自問自答してしまうこと請け合い。
|
|
本文は、おそらく一般的に「やや難しい」くらいだと思うんだけど、このクラッシュコースが「難しくて読めないよ」というのであれば、それこそ貨幣制度を作ってる人たちの思う壺、理想的な消費者だと思います。
|
|
もし「生涯お金を稼ぎ続けることが当たり前な世の中は、なんか引っかかる」と思う人があれば、たとえ難しくても頑張って読んでくだされ。
身も蓋もない言い方をすれば 「大半の人間には、現代貨幣の虚無なんて理解できないし、理解できたところで実際どうすることもできないだろう」という為政者側の見下した態度が、お金のデザインには大いに込められてると私は思う。
|
|
そこからニコニコして逸脱する方法は、「道理を踏まえて実(ジツ)を生み出せるようになる」こと、つまり目の前の放置竹林からザルやカゴを作れるようになる、ということだろうなと思います。
為替で稼いだり、インターネットサービスで稼ぐのではなく。
|
|
|
|