[ダイラボ1週間キャンプのご報告] さつきやま森の学び舎・ようちえん様

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三日目 3/26 シェルターづくり

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ちなみに、朝みんなが寝泊まりしてる屋内のドミトリーはこんな感じ。南さつま市の霊峰、金峰山が見える素敵なお部屋です。

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そして3日目ともなると、火にも慣れて(マッチ着火ね)、子供たちも自炊を手伝い始めた模様。
良きかな!

というわけで、3日目にしてキャンプのハイライト、シェルターづくり!

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まずは中腰座学でシェルターの説明。
シェルターとは、落ちてるもので雨をしのいで寝泊まりできる環境を作る技術。生きていく上での北米先住民の優先順位「Sacred Order」の最初に位置する、生きる上での最優先事項がシェルターです。本日作るのは氷点下にも耐える(らしい)デブリスハットというシェルター。

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デブリスハットの立地を決めたら材料を集める。

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材料が集まったら施主(家の持ち主=泊まる人)を決める。

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今回はツルで梁をきつく結んでいるハルくんが名乗りを上げて、場の賛同を得て施主に決定。
構造材が組めたら、一旦寝転んでみる。

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これで主なサイズ感を見る。
シェルターには「スモール・イズ・ビューティフル」という言葉があって、
小さければ小さいほど

・材料が少なくて済み(=材料収集の体力消耗が減る)
・建設の労力が少なく
・体温でシェルターが暖まりやすい

という黄金のルールがある。
だから多少寝づらくても小さくする。
(なぜなら目的は死なないことで、安眠を得ることではないから!)

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そうこうしているうちに屋根と壁が葺き上がり、
お待ちかねの防水テスト!

ハイ、不十分でした!

というわけで屋根材をさらに追加。

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その後、大人も入ってみて寝心地をチェック。
今日のデブリスハットは快適らしい。

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あれやこれやの作業と同時に材料が余ったのでポーチを増築。
無駄に長い竹をくっつけて、ついでに装飾も完了。
(うちの子がセイタカアワダチソウで「すだれ」を作ってかけてる)

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というわけで施主のハルくんが本日はここで野宿することに。

まあ、山の夜はいろんなことが起こりますからね!

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて14000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、オープンソースハードウェアの知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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