四日目 3/27 水の話
というわけで翌朝。
なんでもシェルターの裏から真夜中に「ガサガサ!」と音がして、宿泊するつもりだった子らはシェルター滞在1時間で退散したらしい。
おそらくネコかイタチだと思うけど、ついでにラボで飼っているニワトリも襲われて3羽が食われてしまった。
田舎暮らし的にはよくある出来事だけど、参加者一同ガクガクブルブル。
うーん、
いいねえ。
というわけで本日は座学多めの水の話の日。
水がどこから来てどこへ行くのか。
安全な水の手に入れ方と、安全に、かつ生態系を涵養するような水の流し方のレクチャー。
その後はWAPI(Water Pasteurization Indicator)作り。
これは、水が65度になったことを教えてくれる優れもの。繰り返し使えるので、お土産に一つずつ作ろう!となりました。
めっちゃ真剣。
やったーできたー!ということで早速実地テスト。
そしてみんな、ことごとく制作失敗。
中のミツロウが流出して、油っぽい水を作っただけになってしまいましたとさ。
(またいつか挑戦しようね)
そして夜は火を囲んでパーティ。参加者さんに日本料理の職人さんがいらっしゃって、あれやこれやもてなしてもらいました。
良い夜だ!
そして子供達はガサガサの正体を突き止めるために「フィギア4」という箱落としの罠をかけるのであった。。。
五日目 3/28 弓矢づくり
キャンプも終盤、あっという間に5日目ですよ。
この日はたまたま隣町に住んでいる、世界中の弓を研究するブンさんをお招きして、みんなで本気の弓づくり。
日本の里山に生えている雑木を使い、半日で実用強度の弓を作るブンさんの技術(最高性能になるのは乾燥させた3ヶ月後)。
そしてこちらはうちの子がレクチャーする、子供向け竹の弓作り。
子供向けとはいえ結構なパワーのものが作れますよ。
みんなめっちゃ黙々作業。
「弓作ったところでどうするんだ!」とか誰も言わない。
ほら見てください。この主催のえみーにょさんのハードボイルドっぷり。
だいたいキャンプをやると、子供をさておき、大人が本気になりますな。
そしてそして、わたくしテンダーは、ここ最近研究していたダブルボウの納得いくものができたので大満足。
ダブルボウは、材料の乾燥期間を持たずとも実戦で使える強さを持った即席の弓のことで、日本に広く分布する竹から日本版ダブルボウを作りましたよ!
これなら本当に山に入った日に竹と苧麻で作ることが成立すると思う。
(実は自分が一番嬉しい♪)
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