5/11,12 本気の堆肥づくり体験会。これを学べば生ゴミも糞尿も土作りもマスターだコース!

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2019.4/6 17:00追記

5/11の夜に、ダイナミックラボオープン3周年イベントを開催します!
イベント共催者でシンガーのピカレさんによるライブあり。
一品持ち寄りの食費ドネーション制でぜひどうぞ!

東京・三鷹の鴨志田農園、鴨志田くんから発酵&堆肥作りを習うイベントを開催しますよ!
思えば鴨志田くんに初めて会ったのは8年くらい前に、彼が東京から自転車で鹿児島まで来たとき。

そんな彼も今や世界を股にかける発酵堆肥技術者です。

鴨志田純 赤十字記事

(詳しくはページ下部の講師紹介をご覧くだされ)

そんな鴨志田くんから壮大な堆肥技術の一端を、手取り足取り教えてもらえる九州では貴重なイベントを開催します!
参加費もお手頃、こんな方にオススメです!

・生ゴミをどうにかしたい個人の方、行政の方、海外政府の方

・トイレをコンポスト化したい個人の方、行政の方、海外政府の方

・農に関わっていて、より健康的で美味しい野菜を作りたい個人の方、行政の方、海外政府の方

・畜業従事者で、糞尿問題を早急になんとかする必要のある方

・発酵に興味がある方

・自転車で東京から鹿児島まで来ちゃう鴨志田くんに興味のある方

レッツジョイン!

開催時刻

5/11 10:00〜17:00 | おそらく18:00頃から夕飯準備、ダイラボ3周年記念ライブ
5/12 10:00〜12:00

参加費

1日参加(5/11でも12でも) … 3,000円
2日通し参加 … 5,000円

ダイラボ3周年記念イベント … 飲み食いするもの一品持ち寄り&ドネーション制。白米と猪汁はダイラボ側で準備するつもり。

宿泊可能、布団あり。宿泊費用はドネーションにて。

定員

30名予定

その他備考

※ 汚れても良い格好でお越しください
※ もし可能であれば、角スコップ、深型60L一輪車をお持ちいただけると助かります。
※ 昼食は各自ご持参ください。歩いて2分以内に物産館、コンビニもあります

目次

内容紹介

5/11
・基本用語の説明
・発酵管理
・堆肥の施用方法
・CNBM(炭素・窒素・微生物・ミネラル)
・生ごみ堆肥
・床材
・コンポストトイレへの応用

かつ、以下から1〜2点。

・土ボカシ
・もみがら堆肥
・落葉堆肥
・草質堆肥
・改良牛ふん堆肥
・踏み込み温床
・培養土など。

※ 床材とは・・・生ごみを腐らせずに、減量(g)、減容(L)するための副資材。


5/12
・前日に仕込んだ堆肥の発酵具合チェック(すでに60度以上になっているそうな)
・発酵管理で想定される、イレギュラーな出来事への対応策解説
・質疑応答

講師紹介

鴨志田純

はじめまして。鴨志田純(かもしだじゅん)です。生まれも育ちも、東京都三鷹市です。鴨志田農園の6代目として、三鷹の地に根ざした野菜栽培を行っております。

13歳のとき、青少年赤十字派遣事業でラオスを訪れ、物質的な豊かさが当たり前ではない発展途上国の現状に直面し、ボランティア活動を行うようになりました。大学卒業後、約2年間、地球一周(Peace Boat)、自転車日本縦断、ヒッチハイク、バックパッカー、四国遍路等の旅で、47都道府県と30カ国を訪問しました。これらの旅を通じて生身で感じた社会問題を、日常の生活の中で、どうやって解決するかを考えていたときに、塩見直紀さんの著書「半農半X」に感化され、「半農半教育」を名乗り始めました。

【亡き父が守ってきた土で】

2014年6月7日。63歳の父が、くも膜下出血により突然亡くなりました。放心状態になりながらも、我に返り、始めに行ったことは、野菜苗への水やりでした。今だからこそ、祖母の葬儀の日、なぜ父が水をやりに行ったのか、よくわかります。水を与えないとビニールハウスの中で、苗が干上がってしまいます。苗を枯らしたら、祖母に「死ね」と言っているのと同じです。もっと悲しくなるのです。
このときから、自身の農家としてのキャリアが始まりました。
 小学生時代、畑が自分にとっての遊び場であった。友達がいないのではなく、友達と遊ぶよりも畑でみることができる虫や日々成長する野菜、見慣れない機械の数々に魅了されていました。小型ショベルカーで畑の真ん中に落とし穴を掘ったり、畑に実っているキュウリやトマトを父に黙って、勝手に食べて怒られたことも、懐かしい思い出です。
 そんな思い出が詰まった畑を維持しよう決意した私ではあるが、父から正確な野菜の栽培方法を教わることはありませんでした。今にして思えば、生きているうちに野菜の栽培方法について教わっていればよかったと、40冊以上に及ぶ農業書籍を読み漁った日々で、思う次第です。

早いもので、亡くなってから3年が過ぎました。
「半農半教育は、順調です」
「家族はしっかりと支えています、安心してください」
「親父が守ってきた土で、野菜の美味しさは引き継いでいます」
「今、この畑をみて、何か助言はないですか」
父への言葉を、墓前に投げかけても、言葉がかえってくるわけでもない。それでも、父が残した土が、野菜たちに語りかけ、野菜たちの成長という成果で、何かを、確かな形で伝えようとしていると、今は思えます。
 「また報告にきます、採れたての野菜を持って」

【良質な水づくりで野菜を美味しく】

野菜の80%以上は、水分です。そのため、何を畑に入れるかにより、野菜内の水質が変わってきます。良質な水を畑でつくること。それが良質な野菜の生産につながります。
そのためには、どうすればいいと思いますか?
鴨志田農園では、それを実現する為に自家製完熟堆肥を畑に使用しています。
堆肥は、主として、有機物を微生物によって高温で、発酵、分解、熟成させてた肥料のことです。
鴨志田農園の堆肥づくりでは、最低1カ月、60度以上の温度を維持し、病原菌と雑草の種子を死滅させたものを畑に使用しています。
堆肥のことにつきましては「Akimama」さんに取材していただきましたので、よろしければこちらをご覧ください。

「発酵」から始める野菜作り! 落ち葉堆肥作りを学ぶWSが東京三鷹で開講

【ネパール国民3000万人の食を支えられるように】

座右の銘はThink global, Act localです。
どういう野菜をつくるかは、どういう社会をつくるかだと思っております。
現在、紆余曲折ありまして、ネパールで農業支援をしております。農業支援では、主に生ごみの堆肥化と生態系堆肥の指導を、現地NGOマヤ・ネットワーク・ネパールさんと共同でカブレ群ジャムネ村を中心に行っております。
まずは、ネパールでの取り組みをしっかりと2027年までに完遂します。その後は、環境問題解決のために、農業支援を中心とした諸外国での取り組みに参画していく予定です。

イベント共催&3周年記念ライブシンガー

PIKALE☆


(背の高い方ね!)
テンダーの敬愛するシンガー、PIKALE☆さんが今回のイベント共催者、かつ3周年記念イベントではおひねりドネーション制で歌ってくれるとのこと!お楽しみに!

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて15000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、環境再生技術の知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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