いやー、勉強になった!
ども。テンダーです。
さる8/16、世界に8人しかいないFUSION360エヴァンジェリストの藤村祐爾氏をお招きしての、3D造形ワークショップ、無事終了しました!
FUSION360とは?
AUTODESK社の3Dモデリングソフト。
設計系の立体(四角いもの)も、造形系の立体(流線型のもの)も、このソフト一本でこなすことができるすごいやつ。
学生や年商1000万円以下のスタートアップベンチャーは無料で使うことができる。
ダウンロードはこちらから。
ファブラボ北加賀屋の井上さんに、
「いやー、FUSION360は簡単だから、使えるようになった方がいいですよ!」というコメントをもらっていて、ちょっとずつ触ってはいたのだけど、残念なことに私には3Dソフトに対する経験値が少なすぎて、直感的に理解できないエラーなどが出ると、「忙しい中、調べるのめんどくさーい!」となって進歩の止まっていた昨今。
そんな状況下でもなんとか作った記念すべき処女作は、ツケヒゲデータ。
FUSION360でデータを作り、、、
3Dデータを3Dプリンターでプリントすると、、、
できた!夜用のヒゲ!
これはこれでカッコいいけど、私は別にヒゲを作りたいわけではない。(いや、作れる時間があるなら作りたいけども)
うーん、レベルアップが必要だ!
こんな時はエヴァンジェリスト(伝道師)だ!
というわけでエヴァンジェリストは、教え方がどえりゃーうまかった
多忙な藤村祐爾さんに、はるばるダイナミックラボまで来てもらってのワークショップ。
参加者さんは、ほぼ全員FUSION360に初めて触れる段階。
私もワークショップをすれば「教えるのすごく上手!」と毎回言われるくらい、説明することに関するノウハウはあるのだけど、藤村さんもすごかった。この1年間で技術を教えてもらった中ではトップ3に入るくらい教え上手。
いい意味で話が網羅的じゃなくて、ちゃんと初心者が使う順序、手が動く順序で説明が進む。
一人一人の作業能力や処理能力もちゃんと見てるし、これは磨かれて出来上がった技術ですなぁ、といたく感銘を受ける。
そんなわけで、参加者さんもアレヨアレヨとモデリングしたガラスのお皿を荒野に置いてみたり、
飛行機のモデリングをしたり。うーん偉大な進歩だ!
参加者さんが飛行機を作ってる間、藤村さんは車のボディを作る。うーん、かっこええ。
そもそもの藤村さん自身の話もとても面白くて、4時間半という長丁場なのに、あっという間に終わっちゃいました!
みんな、一通りの造形は作れるようになったはず!
経験を糧に、ダイナミックにモデリングだ!
というわけでワークショップ後、チャチャッと作ったコカリナという小さな笛の3Dデータ。
以前、コカリナ奏者さんから「プラ製のものが欲しい」と言われてたので、作ってみたところ、
一見良さそうに見えるけど、、
これ、プリントできないじゃん!
空洞のものは、サポートと呼ばれる柱を立てないと溶けたプラスチックが落ちてきちゃうんだけど、
閉管の笛はサポート材を取り出せないので、つまりは作れない!
うーん、分割式の方法を考えて再挑戦だ。
ちなみに、このコカリナの3Dデータも、試しながらでも20分くらいでできちゃったので、本当にレベルアップした。
ありがとう、藤村さーん!!!!
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