[ご報告] ダイナミックラボ2018のインターン制について

さてはて、今年も残すところあとわずか。
師走っすね!

どうもこんにちは。テンダーです。

今日は2018年度に実施したダイナミックラボ・インターン制度の結果報告をします。

※ ネガティブな要素を含むので、見たくない人は読まないでね。

目次

2018年度インターンは全部で3名。

1月から1カ月滞在した江坂くん、
そして2月から5カ月滞在したトム
3月から4カ月滞在したダゥニーの
計3名です。

そうなんです。
いろいろあって報告してなかったのですが、トムとダゥニーは現在はダイナミックラボにおりません。その話はのちほど詳しく。

結論から言うと、この2人のやめることになった経緯のダメージが大きく、もうインターン制度やんなくていいや、、、となり、ウェブ更新する気も起きない日々でありました。

もう随分復活したけど、いやー、食らった。
いやはや。

江坂くん

もともと名古屋のファブラボ・cre8 BASE KANAYAMAに出入りしていた江坂くんは、一人でも楽しめる人で、夜な夜な3Dプリント実験したり、毎日ブログを書いたり、一カ月だけの滞在ではあったものの、今でも便利に使えているダイナミックラボの備品や仕組みを作ってくれました。

特に、江坂くんが作ってくれた会計用のAirRegiとFreeeのフォーマット合わせプログラム は大変優秀で、その後わたくしテンダーが微調整を加え、これまで数時間かかっていた&間違いの発生していた手打ち作業が一瞬で終わるようになりました。

というわけで、教えるというよりかは教わったことが多かった江坂くん。
最終日は号泣して帰っていきましたとさ。

トムとダゥニーについて

続いて2月から来たトム、3月から来たダゥニーですが、
結論から言うと

・トムは約束(法律的にもアウトなラインの約束)を2度破ったのでインターンをやめるよう勧告
・ダゥニーは人格的に受け入れられないと判断した(私が彼から猟奇性を感じた)ので出て行ってもらいました

2人はうちとは合わなかっただけで、これからも2人の人生は続くだろうし言及しなくていいかな、と思っていたのだけど、方々でいろいろ好きに言っているらしいので、以下、自己防衛のために書きます。

ふたりにやめてもらったきっかけ。

理事のひとりがダイナミックラボ内に研修を持ち込んでくれたんだけど、その場で2人があることないこと言い出したのがきっかけ。

「ダイナミックラボはブラック企業ですよ」
「頼まれたことやると24時過ぎてから夕飯とかなりますよ」

などなど。

あとは手伝いに来てくれた人に
「深く関わり過ぎない方がいいですよ」とか。

本当にびっくりした。

ダイラボはブラック企業なのか。

100%否、だと思うけど、一応説明しとく。

・好きな時に休みが取れて
・車貸与
・家貸与
・イノシシ肉も大量にもらえる
・好きな工具が使えて、練習もできて
・必須でやる作業はニワトリとヤギの餌やり(1日30分以下)、来客対応のみ(それもしょっちゅう来ない)

ちなみに罵声を浴びせたり、殴ったりももちろんない。(約束が破られた時は怒りはする)

そして、ブラック企業だと言ったトムはこの発言の直近に、2週間京都に座禅瞑想しに行っていた (もちろん自由な休みとして)。

だから月の半分いなかったんだけど、ブラック発言のあとに
「この一ヶ月なんて毎日お客さん来てて大変なんですよ」
と言っていました。

なんとまあ適当なこと!

頼まれたことをやると24時を過ぎて夕食になるのか

まず、これはダイラボスタッフ必修のロープワークという話からはじまる。

ロープワークは5種覚えるだけなので、相当簡単(実際トムは「1日で全部覚えました」と言っていた)なのだけど、彼らは3〜4ヶ月経っても実際はほぼできなかった。そもそも結びの名前を言ったら「なんですかそれ」みたいなこともあった。

だから、買い出しで長い木材を頼むと、軽トラに固定する荷造りにどえらい時間がかかる。
たぶん1時間以上かかるのだと思う。

そして1人でできることも2人でやるし、トラブルがあると2人で悩む。だから毎回話し合うために、1人でやるより遅いことが多々ある。

それと、そもそも食事を作るのが遅い。野菜を切るのがとにかく遅い。祈りながら野菜を切る修道士の佐藤初女さんレベルだと思う。
一品二品作るのに1時間以上かかるし、それを指摘したら「それくらいゆっくりさせてくださいよ!」みたいなことを言われた。だったらそれは好きでゆっくり作っているわけで「好きでやってることで24時を越える」と言われても。

後日この話を確認したら、ホームセンターに出発する前の、私がするミーティングが長いからだ、と言われた。

私からすれば、ミーティングではちゃっちゃか話してほしい、と毎回言っているのに、促さないと2人とも喋らなかった。また、彼らが「今日は外に行くので早めに終えたい」と言えばいいだけのことだと思うが、彼らは「上司なのに察さないお前が悪い」と言わんばかりだった。

また上記の話とともに「これを買ってきて」と頼むと、結構な確率で違うものを買ってきた。そのために返品になったことも一度や二度じゃないし、そうやって発生している買い出しの手間もあるわけで。(なんでこれ買ってきたの?と聞くと「これでええやんと思った」みたいなこと言われる)

全般的に大まかな2人。

まあ一時が万事、だいたいこんな感じで

・大まか
・自分の非を認めず(口では認めるけど、自分が間違えたことは棚に上げて、印象だけ残り根に持っている)
・思ってることと言っていることが違う、そしてそれを正当化する

そう、言っていることが、実際の態度と違うのだ。

2人とも言っていることと内心が大きく違う

別にやりたくないのに「それめっちゃやりたいっす!」と答えることがたびたびあり、
あとから聞くと「別にやりたくないけど、ノリでテンション高くしといた方がいいかなと思って」みたいなことがよくあった。

「知りたいとも思ってない人に教える私の側の気持ちとか考えないの?」と聞いたら、
「これからは考えます」と、インターン最終日のダゥニーに言われました。

習いに来てるのに、言われたことをやらない

実技でもPCワークでも「ここはこうやってやるんだよ」と教えても、すぐはしょる。
2人が自分なりに、考えに考えてその作業はいらないと判断した、というよりも「習慣的に軽視する」というのが2人を見てた私の感覚には近い。

それで私の教えるモチベーションが下がって、教える頻度が落ちると「最近は教えてもらえない」とか言われる始末。


その他、目を覆うような失礼な発言が相次ぎ、ブラック企業発言からわずか1週間でインターン制度は破綻しましたとさ。

んで、人の性格や気質はそれぞれなので、それだけを元にインターンをやめろ、とはうちではならないけれど、

結果としては

・トムは約束(法律的にもアウトなラインの約束)を2度破ったのでインターンをやめるよう勧告
・ダゥニーは人格的に受け入れられないと判断した(私が彼から猟奇性を感じた)ので出て行ってもらいました

ダゥニーの振る舞いについては、一度は彼を受け入れた義理もあるので詳しくは書かない。ただ、酷かった、とだけ言っておきます。

つまり何が言いたいかというと、

2人が社員だったら

・トムは諭旨解雇、
・ダゥニーは懲戒解雇

にあたる状況だったということです。

私が黙っているのを良いことに、よそで好きに言っているようだけど、

彼らは彼らのした過失に基づいて、私の判断によりダイナミックラボを懲戒扱いになっています。
ここで学ぶことが終わったから出て行ったのではありません。

私からは以上です。

というわけで、あまり耳障りのいい話ではありませんが、ご報告ということで。

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて14000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、オープンソースハードウェアの知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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