熔かしたアルミで焼印作りに挑戦してみた

こんにちは、くろです。

完成してから何度も火を入れている日干し煉瓦で作った炉ですが、使用する毎にだんだんと焼きが入って赤く、固くなってきました。

今回は坩堝(るつぼ)と砂型用の砂も用意して、今度こそアルミを熔かしてみよう!と再チャレンジしてみました。

まずは3Dプリンタで焼印の砂型を作るための型を出力します。

そして卵焼きを作るときに卵を流し込む要領でフライパンに砂を流し込みます。

この砂はとてもきめが細かく、少しの力で押しただけであとが残ります。
先ほどの型を砂に押し付けると・・・

あれ、綺麗な文字にならないぞ。
砂が柔らかすぎて、型を押し付けた後に持ち上げる際のわずかな振動で文字が崩れてしまいます。
まぁいいや、今回はアルミを熔かせれば成功だ。と自分に言い聞かせて先に進みます。

いつものように炉に木炭を入れ、送風機で風を送ります。
ある程度炉が温まってきたら坩堝をセットし、中にアルミ缶のかけらを入れてみました。

なんだか塗料が焦げたような体に悪そうな匂いがしてきたかと思ったら、中のアルミ缶が発火しました!

燃えているアルミ缶を鉄棒で押してみると柔らかくてグニャグニャ曲がります。
さらに押すと、だんだんと溶けて液体のよになってきました。
きらきらプルプルの液体で何とも言えない感触です。

しばらく銀色の液体で楽しんだ後、先ほど作った砂型の中に流し込んでみます。

予想通り、液体を流し込んだ衝撃で砂の文字は崩れてしまい、アルミを文字の形に形成することはできませんでした。焼印作りとしては失敗です。しかし、我々は綺麗な銀色のアルミの塊を手に入れることができました。

今回は初めてアルミを熔かすことに成功し、アルミ鋳造への大きな一歩となりました。

アルミを熔かすことはできるよになったので、今後は砂型を作るノウハウを学んでいきたいと思います。
次にやるときは木枠を作って砂を突き固めてみよう。そして銀色の塊は次回熔かして再利用しよう。

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