モリメカ2025年度の最終回「3/28,29 竹で家を作る」

ご無沙汰してます。テンダーです。

来たる3/28,29で、これまで鹿児島県日置市で取り組んできたプログラム、モリトクラシト・メカニクスの2025年度最終回竹で家を作るを開催します!

ゲスト講師はご近所の建築家・竹馬の友のオノケンさん!

この竹建築イベントについて、並々ならぬ想いがあるので今ここに記すッス!

目次

おお、竹! なんであなたは竹なの?

ことの発端。

2024年の夏頃に近所で竹細工教室が始まったので、前のめりで参加してテンダーさんの竹人生スタート。
半年後にはフラードームを模倣するドーム編み(正式名称は獏眠星編み:バックミンスター編み)を考案して、ドームが編めるようになった。

藁細工や竹細工を始めて、ようやく「1年で成長する素材で、数十年保つ道具を作れる」ことに気づく。

環境活動家として、この世界観を獲得しなきゃ何言っても嘘になるでしょう、と思って夢中になって取り組むことに。

この頃はバックミンスター・フラーに傾倒していたので、ドームこそ至高!と思ってたのだけど、割竹でドームを作ろうとすると、どうしても竹という素材自体の強度による制限だったり、編むという技法の制限だったりがあって、直径5mくらいが実用的な限界かなぁ、という感覚だった。

5mだと小屋にはなるけど、家!って大きさにならない。

同時に、編まない竹組みの方法もあれこれ試行錯誤してみてて、金属を一切含まない薪小屋を作ってみたりもした。

材料は竹、チガヤ、シュロ縄、麻紐のみ

とても良い。
とても良いんだけど、竹って外で使うとすぐ腐っちゃうのね。特に薄く剥いでヒゴを取らずに丸竹のまま使うと、内部のデンプンやら糖やらが多く残っているのですぐ腐る&カビる。

竹細工でヒゴを取るのは、曲げやすさのために薄くするだけではなく、皮の部分には維管束がなくて栄養分が少ないからなのであって、ヒゴ取りは防腐処理も兼ねているわけです。

この薪小屋も1年経たないうちに一番細い竹(=肉が薄い)が腐れて、そこをきっかけに強風の日に倒れてしまった。
ああ無情。

他にも、竹釘+シュロ縄固定のハシゴも作った。これもやっぱり屋外で使うと1年で怪しい(ちなみにシュロ縄は余裕で1年保つ)。

まあでも、腐ったら腐ったでカロリーの高いよく燃える乾いた竹の薪がたくさん手に入るし、何一つゴミにならないし、これぞまともなヒトの所業! 尋常! と思ってるのでいいっちゃいいんだけど…

でもさ…

もっと長持ちしてほしいのが人情!!

世界には腐らない竹のノウハウがある

そんなこんなで来る日も来る日も竹三昧な折、
ふと海外の竹技術のウェブサイトを見るとあらびっくり。

日本て、竹で大きなものを作る知識や技術がもしかして未熟・・・?
ということに気づいたのでした。

そこで2025年末頃から学習対象を海外に変えて、ドカンと完成、

竹の防腐装置!

たぶん日本ではまだこの方式は使われてないんじゃないかしら?

ここでは秘密!
3/28のイベントでお披露目します!

この防腐装置があればこそ、薄い竹ひごではなく、丸い竹で恒久的な建築物が作れるようになるわけです。
これでドーム編みの時に直面した、ひごの強度問題を超えていける・・・!

めっちゃ竹細工の練習イベントを重ねてきた1年・・・!

というわけで、この1年間、モリトクラシト・メカニクスの練習会「モリメカ練習会」では、全7回のうち、竹編み・ひご取りをなんと5回も取り組んできました。

1年経つと、小学生の参加者さんたちも自分でヒゴとってカゴ編めるのね。すごいもんです。

所作がそっくり!

そう、全ては竹で住まいを作るため・・・!

というわけで、オノケンさんが模型を作ってくれたり、強度や段取りを考えてくれつつ、

鋭意、小学生が建築を担えるプログラムになるよう、ブラッシュアップ中です。

去年やった「竹林で竹ドームを作るワークショップ」も大層面白かったけど、今回は建築家のオノケンさんが入ることで、なぜその形なのか? という意味や意図、設計や強度の考え方がちびっこにもわかるようにたくさん表現される作りになると思います。

モリメカ初の2日間開催、参加したらもちろんご自宅に竹建築を作れること請け合い

そして毎度のありがとう、公益財団法人国際文化フォーラムの主催なので、

参加費無料!

今すぐ申し込みフォームにダッシュだ!

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて15000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、環境再生技術の知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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