みんな大好きオタマトーン!
ども。テンダーです。
というわけで、かねてから気になっていた明和電機のオタマトーン。
オタマトーンの尻尾部分にはリボンコントローラーとよばれる仕組みが内蔵されており、押す場所(電気的抵抗値)の変化で音程が変わる、キース・エマーソンもびっくりの素晴らしい楽器。何を隠そう、私が電気の勉強を始めたごく初期の頃に来る日も来る日も作って遊んでいた思い出の構造でもあります。
昔通った杵柄、オタマトーンをいつかゲットせねば、、、でもまあ、こういう楽器ってちょっと触ったら飽きちゃったりするしなぁ、、、
と葛藤すること早幾年。
そんな折、たまたまた立ち寄ったハードオフのジャンクコーナーに売られていた、オタマトーンデラックスを発見!
なんと1000円。
買っちゃう。1000円だったら買っちゃう。
というわけで、野口英世と引き換えに早速ラボに連れて帰り、ジャンクのUSBケーブルを手持ちのDCプラグにつなげて(その後、単三電池で駆動することが発覚)、通電すると見事吠える!
吠えるオタマトーン!
うーん、楽しい。
これは楽しいけど・・・
いくら練習してもさっぱりちゃんと弾けない!
おそらく、きちんとした音程を出せる場所の狭さが原因だと思われる。
ええい、こういう時は、即HACK!
秘密兵器、ノギスを出動。
iPhoneのチューナーアプリを前に、正しい音程が出るところのポイントをゼロ地点から測り続けること30分・・・!
そのデータを元に、、、
試作!
スケールガイド!
さらにできたデータ通りに、レーザーカッターでカッティングシートを切り抜き、、、
完成!!!
(CとGは、矢印の大きさを変えて、手触りでわかるようになってる)
うーん、完璧だ。
上記お写真は、オタマトーンデラックスに貼ってみたところ。
あえて目立たない黒にしたので、フォーマルな演奏会にもぴったりです!
やーー、これはオタマトーンが一層楽しくなりますな!
そしてそして、今回の試作を経て、さらなる発展バリエーションを思いついたので、それも近々公開予定。
ついでに今回のスケールガイドのSVGデータ(ベクターデータ)もその時に一緒に公開しまーす。
続く。
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