やあ!
クラウドファンドのリターン特典、サバイバルキャンプに行ってきましたよ!
ども。テンダーです。
うーん、久々のキャンプ! 嬉しいぞ!
というわけで南さつま市の秘境へ・・・
当日は台風の影響で、
二の足の踏むような大雨(車を運転したら、雨が強すぎて前が見えなかった)だったのだけど、薩摩半島南側の海況を見に行ったら「まさか15年に1度のビッグウェーブが来たのか!?」というくらいの大荒れ。
その後あきらめずに半島の北側に行き、秘密のビーチへの密林を抜けて、
参加者さんが目にしたのは・・・!
まさかのベタ凪。
(海パンに海水を入れてるのは講師の藤原よしひろさん)
そしてなぜか晴れる。
よーし、お天道様の機嫌が変わらぬうちに、いざタープ設営だ!
というわけで、ロープワークやタープの仕組みを解説しながら、チャチャッと完成。
足早にかまどの説明をし、
米を火にかける。
シュノーケルと、海の心得を藤原さんが説明し、
いざ海!
鹿児島の海!
わー。涼しい。気持ちいい。
海、海ーーーー!!!
と、参加者さんより興奮する私をよそに、みんなは着々と海に慣れて行く。
ほどほどに慣れたところで、見守り役を藤原さんとバトンタッチ、
藤原さんはお昼のおかずを取りに岩場に向かったのでした。
〜30分後〜
あ、いろいろぶら下げて来た!
というわけで、
キジハタ、オオモンハタ、カサゴを藤原さんがゲット!
魚のさばき方講座が始まり、とりあえずウロコ落とし。
次第にみんなで、、、
ウロコ落とし。
そうね、
ウロコ落としは肘の角度とか重要だからね!(※根拠なし)
というわけで、米も炊けて、美味しいお昼ご飯だ!
(食べるのに注力して写真撮り忘れ。)
午後、奇跡が起きる!
食後、ごちそうさまをして、みんなでもう一度海に。
かなり長い間沖の方に出て行って、そろそろ戻ろうかとなった時、
なんと人生初潜り、初銛突きのAくんが、
獲ったー!
クールなAくん、めっちゃ笑顔。
いい大きさのタカノハダイですな。フライが美味しい。
これを見ていた藤原さん(実は魚突き元日本チャンピオン)が、しきりに
「初の獲物に喜べたあの頃の自分が思い出されて、、、羨ましい!」と言っておりました。
まあ、わかるけど・・・藤原さん。
俺たちは前を見て進もう(老いよう)じゃないか!(←キャンプ関係ない)
その後は、大急ぎでダイナミックラボに戻り、参加者さんのご家族も合流して、野営の準備。
タープを張って蚊帳を立てたら、定番の火おこし伝承。
ついた!
無事に参加者さんたちだけで発火に成功。
この火でアクアパッツァを作ったよ。
次第に夜も更けて、、、
いやー、とっても盛りだくさんの1日だった!
そして、翌日。
(ドキドキしながら画面をスクロールさせよう)
2日目。水の濾過&消毒講座とWAPI
朝はかまどでの炊飯から。かまどの設計が甘くて、煙がすごい出る。ごめーん。
その後は水講座。
私が講師をしたので講義の写真はないけど、
水の濾過と、消毒と、雨水利用と、低音消毒殺菌計「WAPI」の話をしてひとりひとつ作ってみたよ。
これがWAPI(Water Pasteurization Indicator の略)。
なんのために使う道具かというと、
そもそも水は65度で5分加熱すれば、ほぼ殺菌できるのだけど、
65度って見てもわからないので、確実に視認できる沸騰=100度が基準として使われていたんじゃないか、という話がありまして、
かたや、水事情の悪い国では、病気の原因の80%が「汚れた水」由来という話もあり、
だったら太陽熱を集めて十分到達できる65度で、水の殺菌完了が視認できたらいいんじゃないか、ということで発明されたのがWAPIなのでした。
今回作ったものは、アクリルパイプの中にミツロウ(=融点62.8度)が入れてある。これを60〜70度のお湯に入れると、だいたい3分くらいでおよそ溶けてくる。うまく作れば、5分ほどでだいたい溶ける、というような出来上がりになるはず。
そうすると、
・温度計
・時計(タイマー)
を兼ね備えて、
しかも何度でも使えて、原価は安い、という素晴らしい道具になるはず!
というわけでみんなで ワピワピ ワイワイ自分で作ったワピの実験。
こちらはテンダーさんのサービスショット。(右クリック→保存)
ワピの実験はうまくいき、(溶けたミツロウはお湯から出せばすぐに固まる)
そしていよいよ、
ニワトリの解体!
ニワトリをさばく
首を切る人と、捕まえて連れてくる人を決める。
経験上思うのは、ほとんどの人がニワトリの動きに怯えてすぐに捕まえられない。
この日もしばし格闘。
抑えてニワトリの首を切り、
数分経って心臓が止まったら、沸かしたお湯に入れて、毛をむしる。
その後は解体。
手羽と胸肉、モモを切り分け、ササミを取り、内臓を取る。じっくり1時間ほど、みんなで解体した。
そして骨を煮込み、、、
チキンカレー!
うーむ、うまい。
今回はとにかくご飯が美味しくて、良かった!
美味しいって素晴らしいことですな!
というわけで、無事全プログラムを終了、15時に解散!
うーん。1泊2日なのに、密度が濃くて、素晴らしいキャンプだった。
鹿児島・南さつま市のいいところにもいっぱい触れられて、いやはやキャンプは運ですな!
というわけで、今年はcampfireのリターンキャンプをあと3回、がんばりまーす!
続く!
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