インターンのダゥニーです。
つい先日、やっとファブラボらしい事が
出来るようになりました。
3Dプリンターで自分の設計したモデルを印刷する事に成功しました!!
(左が僕が設計して印刷したパーツで、右が元々のパーツです。)
今日は3Dモデリングの細かいやり方を説明するというよりも、もっと身近に手軽に3Dモデリングに挑戦してもらいたくて、皆さんの「難しそう、、」を「やってみたい!」に変えるレポートをしたいと思います。
パソコンのペイントと変わらない3Dモデリング
僕が3Dモデリングに初挑戦したのは100均で買ったボトルキャップのパーツが1回使っただけで壊れてしまった事がきっかけです。
ビールの気が抜けてしまうのを防ぐ為に購入したのですが、栓をして再度開栓する時に内部のパーツが変形してしまいました。
(半透明の樹脂パーツの上部が圧力で曲がってしまって使えなくなりました)
やったことは次の3つだけ。
⓵壊れたパーツの寸法を測って絵を描く
⓶3Dモデリングソフトで、描いた絵を参考に図面を描く
⓷3Dプリンターで印刷して完成♪
⓶の部分が難しいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、パソコンでペイントを使って遊んだ事がある人なら全く同じ感覚でできます。
『パソコンの授業でペイントを使って絵を描いた事のある小学生』
『エクセルやパワーポイントで会議資料を作成した事のある会社員』
『スマホでメールを送ったりパソコンでネット検索ができるおじいちゃん、おばあちゃん』
それくらいパソコンに慣れていれば充分3Dモデリングソフトは扱えると思います。
お薦めの使い方
「3Dモデリングが意外に簡単なのはわかったけど、設計とかやったことないしどうも自分事のようには感じられないんだよなー、、、」
という方。
3Dモデリングはデザイナーや技術者が新しい商品を開発したり、サンプルモデルを作る為だけにあるものではありません!
ラボでは3Dプリンターの活用が日常生活に馴染んでいます。
チェーンソーのオイルタンクのキャップが割れたのを直したり、
直径の違う配管を繋ぐコネクターを作ったり、
買うと高額なボンドローラーと呼ばれる道具を作ったり。
皆さんの身の回りで「ここのプラスチック部品さえ壊れていなかったらまだ使えるのになー」とか「プラスチックの部品が割れてしまったけど勿体ないからそのまま使っている」というような物はありませんか?
僕は次回、ラボにあるじょうろのシャワーヘッドが行方不明なので手元にある部品を参考にじょうろの口を作ろうと思っています。
簡単な部品を印刷する程度であれば、元々のパーツの寸法を測ってそのまま3Dモデリングするだけで、日々の生活にも役立つ実践的なスキルとして3Dモデリングを取り入れる事ができると思います。
ちなみについ先日、お子さんのプラレールを動かすモーターに繋ぐ歯車が摩耗したので3Dモデリングを教えてほしいというお客様がラボに遊びに来てくれました。
まずは気軽にお問合せ下さい♪
ここまでお話させて頂くと後は「どこで3Dプリントなんかできるんだよ!」
という事になってくると思います。
日本各地にあるファブラボでできます。
FabLab Japan
リンク以外にもファブラボの施設はあるので、皆さんの住んでいる地域の近くのファブラボを探して問い合わせてみて下さい。
FabLab(ファブラボ)とは簡単に一言で説明すると「開かれた市民工房」です。マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルドという教授が提唱した考え方で「自分たちの使うものを、使う人自身が作る文化」を醸成する「場」として世界各国に拠点があります。
欲しいものがある時、作る道具や設備がなければ買うしかありませんが、環境さえ整っていればほんの少し作り方を学ぶだけで「自分の望むものを自分で作り出す」事ができるようになります。
もちろん、ダイナミックラボも立派なファブラボですので3Dプリンターをご使用頂けます。
簡単な基本操作であればダゥニーが教えられる範囲で教えます。
わからない事があれば一緒に解明しましょう。
(お気持ち程度のお米・野菜・果物・宇宿にあるみまつの食パン、などのドネーションを頂ければ嬉しいです。笑)
※しっかりと3Dモデリングを習いたい方は¥3,000/時間でテンダーさんによる
3Dモデリング講習があるので是非そちらを受講して下さい。
何はともかく、初めの第一歩は大きいです!!
3Dモデリング、やってみましょう!!
3Dモデリングに関するお問い合わせはこちら
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