ども。テンダーです。
先日のFUSION360講座を終えてから、日々3Dモデリングの練習に明け暮れる日々。
ちょっとずつ技術が向上してきた過日、ふと思い出したのは「そういえば一眼レフのストロボ、ホットシュー(接続部分)が壊れてたな・・・」というすでに4年は放置してたであろう現実。
ここが壊れていると、ちゃんとストロボをカメラに固定できず、自動調光(ETTL)が働いたり働かなかったりしてとても困ってしまうので、無理やり固定するために、逞しい現場力で編み出した、
NO MORE!映画泥棒みたいな持ち方が標準になってしまった!
これはイカン、被写体に映画泥棒だと思われちゃう!
ということで!
深夜に FUSION360で設計!(3時間もかかった)
ちなみに右の黒い方が純正部品で台座が砕けたもの。
左の赤いのが今回PLA(生分解性プラスチック)を使い、3Dプリンタで出したもの。
本当はABS(硬くて温度に強いプラスチック)が良いんだけど、手元になかった。そろそろABSにステップアップだ!
(ちなみに今回のinfill(部品内の密度)は80%にしてみました)
というわけでストロボを分解して、破損部分を交換してみる。
もともと、ここはカメラを守るために敢えて壊れやすくできているらしい。
それでも、このストロボは580EXという型番で、そのあとに発売された580EX2は金属になってたから、やっぱり弱すぎたんだろう、とは思うけど。
(そういえば買って数回使った時点でここは壊れた気がする。)
んで、やってみてわかったけど、3Dプリンタのノズル形状は丸だから、四角い穴を綺麗に射出できないんだね。
もともと、この部分の裏面は四角い穴が5つ空いてたんだけど、射出したものをそのままだと、端子がうまくハマらなかった。
結果的にドリルでもんで、なんとか接点をホットシュー外に出すことに成功。
いやー、勉強になった。
それでは、困難を乗り越え、いざ装着!
おお、、、
おおおおおおおーーーーー!!!!
ぴったんこ。
ぴったんこカンカン。
ワクワクしながらストロボをオンにすると、、、
来た!
ETTLを認識(=接点がきちんと繋がってる)した!
しかも今回作ったホットシューの赤が差し色になって、ちょっとカッコいい。
というわけで、
喜びのストロボ白飛び撮影。
グッバイ!映画泥棒!
というわけで今日はここまで。
みんなも3Dモデリングしよう!
捨てるものが減るよ!
コメント
コメント一覧 (4件)
ニュースで見て以来の
3Dプリンターが10万円以下になってることに驚きました。
フィラメントを
プレシャスプラスチックプロジェクトで
廃プラからリサイクルしたプラスチックで作れたら、夢のようですね☆(^-^)
と、思ったら、自作フィラメントを作っている人が もういるんですね☆
自分で作れば、リサイクルするとき素材がハッキリわかって、何が混ざってるか悩まなくて良さそうでいいですね(^-^)
プラスチック道はなかなか深くて、判別のノウハウが面白いですね。
プラスチック判別は見た目だけじゃ決め手にならないので、温めてみたり、割ってみたり、音を聞いてみたり、これはこれで面白い世界です。
また近いうちに判別方法もまとめまーす!
ちょうど自分も考えてました。できればデータ欲しいです
通販サイトの方からダウンロードされたようですね。何よりです。