フラッシュ家具作りの必須アイテム、ボンドローラーを3Dプリントだ! その1

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ヘイヘイ!
みんな、3Dモデリングしてるかい?

というわけでこんばんは。テンダーです。

はてさて、こちらに取りいでましたるは、

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ボンドローラー。

フラッシュ家具(骨組みを合板でサンドイッチしている家具、食器棚とか)を作る時に必須の道具なんだけれど、これ、買うとなぜか1万円以上する。

素材もプラとアルミだし、
構造もボンドを入れる上の器エリアと、その下部にローラーが2つついてるだけ。
つまりは簡単なモノではないか!

というわけで。

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ノギスで測りながらFUSION360で設計
器、上ローラー、下ローラーの芯の3パーツに分かれる設計にして、

いざ、器部分を出力しようとすると

ボンドローラーを3Dプリントだ!

完成まで60時間43分。

うおおお。
初の1日越えだ。
60時間あったら、マッドマックス30回見れちゃうよ。V30だ。

ちょっと臆したものの、まあでもプリンタの送りギアを改造していて、その耐久テストも兼ねているので、

いざ射出!
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60時間43分後。

ボンドローラーを3Dプリントだ!

できた!
本体よりもサポート材(中空のものを支えるための捨て材)の方が多い。

いやー、これは悪手でしたな。
無理して一体にせず、
造形を分割して、アクリルサンデーとかで接着するのが良かったのかも。

まあこれも勉強、ということで、
サポート材を外してみる。

ボンドローラーを3Dプリントだ!

いい。
とてもいい。

それにしても、Raise3Dの出力は綺麗だなー。
Z軸方向は研磨する必要がないくらい綺麗。
(ちなみにこれはamazonの2000円フィラメント。送りギアを改造して使えるようになった!)

そして本家と比べてみる。

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ボンドローラーを3Dプリントだ!

ほぼオッケー。

サポート材を入れた方向はガサガサしてるので、これからはなるべくサポート材を入れないように工夫しよう。

ボンドローラーを3Dプリントだ!

infillは15%だったかな。重いもん入れるわけじゃないし、いいと思う。

いやー、それにしても勉強になった。
ゆくゆくはアルミ鋳造しようと思ったけど、この形状だと砂型作るのが難しいね。

というわけで今後、ローラー部や取っ手を作成。

続く!

ボンドローラーを3Dプリントだ!

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて14000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、オープンソースハードウェアの知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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