インターン江坂大樹の爆笑レポート

ダイナミックなインターン、2週間での成果はこんな感じ!

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インターン生の江坂です。

 

ダイナミックラボに来て2週間ほどが経ちました。2週間もあればここへきてできるようになったこともたくさんあることでしょう。

 

僕の場合はどうだったのか!?

 

まさかダイナミックラボに来て寝転んだり体操座りをして2週間も過ごしていたわけではないはずですよね。

それはもちろんそのとおりです。

 

2週間を過ごしてどうなったかをお伝えします。

 

 

ダイナミックラボにインターンに来て、できるようになったこと

1.ヤギが怖くなくなった

 

ダイナミックラボではヤギのアンテナを飼っているので、そのお世話をします。

僕は以前はヤギが怖くて触ることもできなかったのですが、お世話を任されたのでがんばりました。

がんばったら仲良くなれました。向こうから寄って来てくれます。

 

 

2.ロープワーク

 

ダイナミックラボにきて一番最初にできたのはこれです。

 

火起こしと並んで、ロープワークもインターン含むスタッフの必須技能なのです。

ロープワークは覚えるだけなので簡単です。ただ、これを実践の場で使えるようにしておかないとだめですね。まだ実践は1回あるかないかです。

 

 

 

3.プラスチックのリサイクル

 

 

これは僕ができるようになった、というより、ダイナミックラボのおかげでできたことですが、プラスチックごみを破砕し、溶かし、成形して別の使えるものにするというリサイクルの一連を自分の手で、しかも数分の間に行えました。

 

いままで使えなくていらなかったプラスチックごみが、とても輝いて見えるようになってきています。

 

ダイナミックラボでは燃やせる紙ごみは燃料とし、生ゴミはコンポストに入れるかにわとりにあげ、缶は屋根や鋳造の材料とし、プラスチックは射出成形の素材としています。ほぼごみがでません。すべてが素材に見えるのでものすごく潤っている感じがしますし、実際に廃材によって潤っていると思います。

 

 

4.写真の補正(&いい感じの写真をとる)

 

これはまだ練習途中です。でも、前よりは写真を撮る時とか、写真を見せる時の意識が変わりました。

 

いままでは自分の目の高さから撮っただけみたいな写真ばかり撮っていました。でも最近はテンダーさんがやるように、単なる無機的なものに対しても「いいよー」と言って撮りたいと思っています。が、そこまではまだできていません。

 

写真の撮り方でいま僕が教わって使うことのできる技は、「でかく見せる」、「構図を意識する」、「白飛びをなくす」、「できるだけ多く色を拾う」、「写すものの周りを整える」というようなものです。

 

あとは、自分が写真に写る時の「写真を撮られる意識」も大切だと思いました。「撮るよー」と言われてからキメているようだと遅い、カメラを持ってるやつにこっちを振り向かせて撮らせるんだ、という意気をテンダーさんから感じました(僕が勝手に)。

ポーズを決めたのに誰も見てなくて恥ずかしいということがあるかもしれませんが、人がくるまで粘れば大丈夫だと思います。(人がいなければ恥ずかしくない!)

 

 

5.記事の書き方

これもまだ話として聞いただけの部分が多く、これからその聞いたことをもとに実践していくことで自分の技能として身に付けたいと思っています。

 

ただ、そのような技能が存在していて、それを駆使することで結果が出る、ということを僕はダイナミックラボに来てテンダーさんの活動を目の当たりにして知ることができたので、それだけでも十分価値を感じています。(なぜなら存在をしれば独学を試みることができるから。)

 

僕は約1ヶ月の滞在予定ですが、長くいれば長くいるほど知識とかテクニックを吸い取れる気がしています。

 

 

6.火起こしと火の扱い

 

火起こしは先日成功したばかりですが、それ以外でもダイナミックラボには火について学ぶ機会がたくさんあります。暖をとる、料理をする、お湯を沸かす等、熱を扱う行為には火が関わることが多いため、暮らしていると自然と火に関する知識や原理に触れることになります。(冬ならではかもしれませんが。)

 

ロケットストーブやテンダーさんを通して、熱がどういうものなのかとか、どうやったらうまく熱を集められるかを知ることができます。火に関する何気ない行為にとにかくたくさんの原理や現象が関わっていることがよくわかるようになってきました。

 

とくにきりもみ式の火起こしには摩擦、放熱、燃焼など、熱に関するすべてが詰まっています。知らないで火が起こせるのと、知ってて起こせるのではわけが違うと思います。

 

僕は火起こしまでに19日を要しましたが、その間の苦闘はむしろ火や熱について理解するのにちょうどいい期間になったのではないかという気がします。むしろまだ全然足りていないです。(技ではなく力で火を起こしたので。)

 

 

 

ダイナミックラボで作ったもの

1.スマホスタンドのパーツ

まだダイナミックラボに来たばかりで、なにをすればいいかわからずうろうろしていた頃、近くに置いてあったスマホスタンド(マイクスタンド+3Dプリントパーツ)を見つけ、これを自分のAndroidスマホに対応させるために新たなパーツをプリントしました。

 

自分の活動の記録に使おうと思って作って、いまぼろぼろの両手を撮るときなど3本目の手が必要な時に使っています。

 

これはほぼ僕しか使えません。

(僕はXperia XZ1にオリジナルのケースをつけていて、それに合うように作ったため。)

 

が、そういう超ニッチなものが簡単に作れるのがデジタルファブリケーションのいいところの一つだと思っています。

 

 

2.ソーラーウォール

 

これはテンダーさんと(あとゲストのマーティンさんと)はじめてちゃんと一緒に作ったもので、これでテンダーさんがどのようにしてものを作るかということが分かってくるきっかけになりました。

 

僕にとってはソーラーウォールという装置ができたということを以外にも価値のあるイベントでした。

 

誰かと一緒にものを作るという作業は、その人がどういう人か知ることもできるし、その場所や土地になじむためのとてもいいプロセスだと思います。おそらく単にものをつくるということを超えて意味があります。違った環境の人とのプロトコルを合わせる重要な意味です。

 

 

3.テレビ台の足パーツ

 

テンダーさんにお願いされて作ったパーツその1。

 

テレビ台が少し傾いていたため、それを直すのと、角にぶつかっても怪我をしないようにするため、テレビ台の足に履かせるパーツを3Dプリントしました。

 

この程度の複雑でないパーツならFusion360で10分程度で設計して出力にかかることができます。

 

お願いされたことを遂行できると、貢献できているような気になるのですこし安心できます。

 

 

4.雨水タンクの足

 

これもテレビ台の足パーツと同様にして作ったものです。

 

雨や落ち葉などで接地部分が劣化しないようにするためのものです。なかに水がたまらないように穴が開けてあったり、たまった雨水の重量で壊れないようにするために構造を工夫しました。

 

 

5.くるみパッケージ

 

パンばかり食べていて栄養の偏りを危惧していた僕に、テンダーさんがくるみのことを教えてくれました。

 

拾い集めたくるみの一部を商品として販売するために、廃材を使ってパッケージングしました。

 

くるみを含めすべてその辺にあるものから作られています。(ビンは空き瓶を再利用)

 

 

6.アルミ缶ストーブ

 

かつてテンダーさんが旅をしていたときに使っていた&売って生活していたというエピソードを聞き、ちょうどダイナミックラボにもアルミ缶ゴミがたくさんあったので、アルミ缶ストーブを作りました。

 

現在はお湯を沸かしてお茶やコーヒーを飲むために普段使いしているほか、アルミ缶ストーブでどこまでできるかの研究のために調理にも使用しています。

 

ダイナミックラボで販売するためのパッケージと解説書も製作しました。

 

 

7.スチール缶カッタージグ

 

アルミ缶からアルミ板を作り出す、テンダーさん作のアルミ缶カッタージグ。

 

これをすこしだけ改造して、ひとまわり小さいスチール缶をきれいに切るためのジグを作りました。

 

このジグを使って切り出した鉄板で、アルミ缶ストーブの五徳を作れないか探っています。

(可能なかぎり廃材を活用したいので。)

 

 

 

8.うまいごはん

 

主にパンばかり食べる生活を続けていますが、一方でテンダーさんやダイナミックラボに訪れた人にもらったりした食材で、ロケットストーブ料理を作って楽しんでいます。

 

野菜は安いのでたまに購入しています。名古屋では300円くらいするキャベツが、近くの道の駅で100円台で売っていて腰が抜けました。ほかの野菜も安くて、200円を超える野菜を見たことがほぼありません。

 

 

 

ダイナミックラボのインターンに来て、考えがどう変わったか

 

わかりやすく考えが変わった、ということはないと思います。

 

どちらかというとダイナミックラボでの日々の活動を通して、新しい視点を獲得しているような感じがします。

 

それは、僕が名古屋で生活していたころとはだいぶ違う環境で生活することによって、いままでとは別の考え方とか、知識とか、人の思いとか、自然科学とかを知ったり、別の視点で見たりすることが多くなったからです。

 

どう違うかを説明するのは要素がたくさんあるので大変です。たとえば、ガスがないので料理をする時に火を焚くとか、土地が広いので作るもののサイズの制約がないとか、廃材をもらって置いておく場所があるとか、上げていくときりがないです。一番大きい要素は、テンダーさんという信念がちゃんとしている人と一緒に活動ができていることかもしれません。

 

テンダーさんは普段からとてもよく考えて行動をしていて、自分の信念も持っていて覚悟もしている人で、思想と行動に一貫性があって生き方の輪郭がくっきりしています。自分にはそういう信念や覚悟がまだないのですが、理想ではあります。(そういう人が活躍したり輝いているように見えます)

 

自分は今のところとにかく迷ったり悩んだりすることが多いのです。テンダーさんはそういう話を真剣に聞いてくれてちゃんとテンダーさんなりの考えを伝えてくれるのでとてもありがたいです。僕はそういうやりとりを通して自分について知ったり新たな行動を起こすきっかけを得ています。

 

 

僕は数年前から、時間を切り売りするよりも自分がやりたいことで生きていくことがいいんじゃないかと思って、そうやって生きようとしていました。でもあまりうまく行かずに苦しくなってきて、仕事と自分のやりたい好きなことを分けてやろうかと考えることもありました。

 

テンダーさんにははじめからやりたいことでやってくほうがいいと言われました。

 

でも困るのは、自分が本当にやりたいことが何なのかまだわかっていないということです。

 

今年の1月9日から鹿児島に来ましたが、去年の12月ごろの名古屋にいたときに、やりたいことをちぐはぐに好きなだけやって来た僕は、一回「自分がやりたいと思ったことはやらないようにしよう」というふうに決めていました。いったん自分の思想とか考え方ではなく他の誰かの信じているものを支える立場で活動することで、自分の不安や悩みを保留にしようとしました。(自分のことを考えていたら行動できなくなってしまったので。)

 

そういうつもりでダイナミックラボに来た僕は、まだ滞在して2週間ほどですが、得るものは多いと感じています。

 

いま、このまましばらくダイナミックラボで活動を続けるか、名古屋に戻って活動をするかでかなり迷っています。

 

テンダーさん率いるダイナミックラボも、名古屋にあるコミュニティも、いまどちらにも可能性を感じていて、同じくらい自分が信じて懸けられるものだと思っています。

 

もともと1ヶ月のインターンのつもりで来ましたが、もしかしたら変わるかもしれません。

 

 

 

残りの期間でなにをするか

 

ダイナミックラボにはとにかくやりたいことがたくさんあるのですが、その中でも特に「プレシャス・プラスチック・プロジェクト」に興味があります!僕はこのプロジェクトに触れてプラスチックの見え方が変わりました。
(プレシャス・プラスチックは、海外のコミュニティがスタートさせたミニマムなプラスチックのリサイクル手法のことで、ダイナミックラボにもマシンがあり、廃プラスチックから製品を作ることのできる環境があります。)

 

いまのところ可能な加工はプラスチックの破砕と射出成形で、その金型はテンダーさんがデザインしたものを発注して、ほかの人に作ってもらったものを使っています。

 

ラボにあるCNCルータという切削機械を使えば、射出成形のための型が作れるのではないかと考えていて、廃プラスチックによるものづくりがよりラピッドに行えるようになる上、作れるものの幅がさらに広がります。

 

残りの短い期間でこれを可能にしてから、名古屋に帰るつもりです!

 

 

応援してくださっているみなさんにはとても感謝しています。

これからの江坂の活動にもご期待ください!

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