precious plastic、エクストルージョン完成! プラゴミから建材の制作開始だ!

いよいよ完成しました!

いやー、長かった。
ほぼできている段階から完成までの時間が取れず、着手から半年以上かかったんじゃなかろうか。

以下、今回完成した様子の動画!

目次

エクストルージョンってなあに?

エクストルージョンは、押し出しをするための機械。

Al extrusion blanks

押し出しとは、材料をすごい力でダイスという口金(金型)に送り込むことで、口金の形通りのものを延々と作る機械。
押し出しができると、上の写真のような金太郎飴的なものを作ることができる。

From Wikipedia

だから要するに、街で見かける写真のフレームも、窓サッシも、公園のベンチの座面の板も、丸棒もパイプも、全部押し出し製ばっかりなのだ!!!

(※日本語で調べると相撲の画像がいっぱい出るから気をつけよう!)

今回は、エクストルージョンをおじいさんと一緒に作った。

precious-plastic-extrusion-finished_001

何を隠そう、義父が金属加工の鬼なので、作るのを手伝ってもらった。ついでに色々教えてもらった。

precious-plastic-extrusion-finished_002

precious-plastic-extrusion-finished_003

鬼になると、金属やすりを手でかけることで平面を作ることができる
鉄を切るのも、基本的には電動工具を使わない。

弓ノコを使って手で切る。石川五右衛門かよ!

というわけで、押し出してできたのがコレだ!

precious-plastic-extrusion-finished_004

どーん!

precious-plastic-extrusion-finished_005

どっからどう見ても棒!
ネギみたいな配色の棒!

これは、ペットボトルキャップを破砕したペレットで出来てますぜ。
そして作ってから気づいたけど、プラの棒=プラ・スティックじゃないか!

というわけで計らずとも渾身のダジャレも炸裂しました。

ダイナミックラボの目標のひとつ、達成!

建材をプラごみから作ることは、ダイナミックラボを作った時の一つの目標でもあったので、
控えめに言ってもめちゃんこ嬉しい

ちなみに、これが完成した日がわたくしテンダー、誕生日でして(1/27、36歳!)、

あんまり嬉しいから誕生日記念のレストランにも持参しました。

試作品なので細い(22mm)けど、
現在さらに46mm角の、角材用金型を製作中。

これができたら、プラごみから小屋を立てられるぜ!

いやー、こっからだ!

果報は寝て待て、続く!

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて15000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、環境再生技術の知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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