インターンのダゥニーです。
先日、3日間ラボに短期滞在されたお客さんが舞台の小道具で竹スティックを作っていたのでレポートします。
ラボ来訪のきっかけ
今回遊びに来てくれたお客さんはもともと東京在住で、都会生活なのに自分でソーラーパネルによる電気のオフグリッド生活をしているツワモノ。
ソーラーパネル発電を自分で完成させた後にテンダーさんの『わがや電力』を知って、兼ねてからテンダーさんと大ラボの活動に興味を持っていたそうです。
彼女の仕事はヤングアメリカンズという舞台公演の音響・照明・小道具などをマネジメントする制作スタッフさん。
この度、鹿児島公演の仕事の合間を縫ってラボの生活を見学しに訪ねてくれたのでした。
ヤングアメリカンズとは何ぞや
ヤングアメリカンズというのは1962年にアメリカで設立された非営利の音楽・教育団体の名称だそうで、2006年に初来日したそうです。
1992年からミュージック・アウトリーチという活動をスタートさせ、世界各国の学校やコミュニティを訪れ、現地の小・中・高校生と共にたった3日間で歌やダンスのショーを作り上げ舞台公演を行っています。
(これは2018年度の夏のジャパンツアーのフライヤーです)
活動の信条は、
・SELF WORTH
・RESPECT FOR OTHERS
・PERFORMING ARTS
・TEAM WORK
90年代初頭のアメリカで行われた教育予算の削減に伴って、音楽などの芸術科目がカリキュラムから外された事に警鐘を鳴らすべく運動を起こしたのが始まりだったようです。
素晴らしいですね。
※もっとヤングアメリカンズを知りたい方はこちら
YOUNG AMERICANSとは
竹スティック作りの様子はこんな感じでした
ダイナミックラボの短期滞在では、お客さんにラボでの日常生活を体感してもらう事はもちろん、それとは別にお客さん自身がやってみたい事を自分でやってみる時間を大切にしています。
ここは何といってもダイナミックなファブラボ。
彼女の場合は、舞台に使用する竹スティックが古くなっているので新調したい、との事でした。
さすがは山の中にある廃校を改装したダイナミックラボ。
自然には恵まれています。
学校の敷地内にしっかり竹が生えていました。
この竹を切りだして、
ラボの木工室へ、、、
ナイフで枝やイボを落としていきます。
完成した竹は後日ダゥニーが責任を持って、鹿児島公演の会場へ。
(写真が無いですが、軽トラに3メートルの竹を乗せるのもインターン生必須科目のロープワークの出番です)
ラボの竹が舞台道具として活躍しているのを見ると嬉しくなりました。
個人的な感想ではありますが『買った竹』と『自分で藪から切り出して加工した竹』だと道具に対する愛着や扱い方も変わってくるのではないでしょうか。
やりたい事、ご相談下さい
今日ご紹介したのは、ラボの生活のほんの一風景。
毎日様々なお客さんが遊びに来てくれています。
僕の印象ですが、ラボに遊びに来てもらう時は何か一つ「これをやりたい!」というMYプロジェクトを持ってきてもらうとより一層楽しんで頂けると思っています。
皆さんの『やってみたい』はきっとラボで叶える事ができると思うので、事前にやりたい事を相談して下さい。
一緒にモノ作りの楽しさを共有しましょう!
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