「プラ破砕機を売ってください!」
とヤスミさんから連絡が来るものの、
「いや、(あなた根性ありそうだから)1週間ダイラボに滞在して作り方覚えなよ!」
とお返事し、
「では行きます!」
と、とんとん拍子にコトは進み、12月の1週間、ヤスミさんはダイナミックラボに泊まり込みで precious plastic シュレッダー(プラ破砕機)をイチから作ることになったのでした・・・! ダイナミックラボ伝統の手作業による金属切断、やすりがけ、ハンマーワーク、測定、精度出し、溶接などの加工技術を2日間学んだのち、いざシュレッダー組み立て! 溶接(半自動)も初体験から毎日練習して、4日目くらいから実用レベルに。 調子良く進む → 何かを間違えていてやり直し → ちょっと進む、を繰り返すこと星数の如し。 7日目の夕方、ようやくコアユニットが完成して、軸周りのテスト!泣くなーー!!!
感動して泣くヤスミくん。素直だなぁ。 そんなこんなで作業を続け、深夜にようやく一式完成。 いよいよ耐久テストです!いやー、大成功!
根性があれば金属加工未経験から7日間(徹夜数日含む、途中一日ごみ問題の社会科見学日で外出)で破砕機を作れることが証明されました。 そしてヤスミくんは、人生のうちのたった1週間頑張ったことで、以後この機械のフルメンテを自分ですることができて、金属加工自体も覚えられて、この機械を作ることを請け負える(=業が増えた)わけです。 かたやお金を払って機械を注文していたら、以後壊れるたびにお金を払って誰かに直してもらうことになり、自分のできることは増えず、出費は以後増えていくわけです(=負債が増える)。 本人も「シュレッダーを作る以上のことがたくさんこの一連に込められていて、本当に来てよかった」と言ってくれました。 えがったえがった! というわけで、プレシャスプラスティック丹後、これから始まりますよ! 京丹後市の地域おこし協力隊、ヤスミコウジ(八隅孝治)に乞うご期待!!!
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[…] 京丹後の海の現状、プラスチック破砕機を作ることになったお話! […]