サブロク板(900mm*1800mm)を切断できる100Wレーザーカッターを自作する

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3. サブロクレーザー でこんなの作ったよ!

A. レーザー管周りのガワ

早速、レーザーカッター自体の部品をレーザーカッターで作る。
写真右奥の部分が今回カットしたもの。処女作なのでいろいろ難あるけど、機能は満たしてる。

B. 廃プラ押出機のモーターマウントシム(シムというには分厚いけれども)

C. 廃プラ押出機のコントロールボックス

4mmベニヤをカット。空冷の穴がイカす!

D. 廃プラ破砕機のライナー(厚さ調整材料)

ダイナミックラボ製の廃プラ破砕機「Shredder for around 100V」の超重要部品であるライナーの切り出し。早いしきれい。

E. 廃プラを溶かして固めた板のカット

実はこれがレーザーを作った目的の本丸。 ダイナミックラボが取り組む precious plasti japan の活動で作っている、プラごみを破砕して、射出成型して固めたポリプロピレンの6mm厚タイル。 これを綺麗に射出し損じることが結構あって、歪んだり、フラッシュ(望まないところへの樹脂の流入)があったり。 ところが、今回のレーザーを使えば、、、
お!

おおお!

50%, 200mm/secの設定で見事に切れた!
断面も綺麗。
これができると射出し損じたものから新たな部品を作ったり、でかい廃プラの板をデータ通りに切り出すことができる。つまり廃材をさらに無駄なく運用できる! うーん、サブロクレーザーは素晴らしく便利だ!

(お次は珍プレー好プレー集と総括!)

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この記事を書いた人

考えて、作り、実践して、伝える作業を繰り返しています。 版元を作り出版した著書「わがや電力」は直販にて14000部を売上げ。 先住民技術、NVCとシステム思考、オープンソースハードウェアの知恵を使い、生態系を模倣する文明を研究中。鹿児島の廃保育園にて環境問題を解決するための工房・ダイナミックラボを運営

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